カレンダーの入れ替えも今年に入り、3回目。早い!
今月はポストカードも入れ替え。リサ・ラーソンのポストカードは2011年、旅先から自宅に送ったモノ。もう10年も経つけれど、景色、泊まったホテル、何食べたとか、思い出せる。楽しい思い出は忘れないものですね。
さて、今月はどんな1ヶ月になるだろう?春も近い、年度末、気忙しくもあるし、行動を起こすにはいいタイミング。慌てず自分のペースでいこう!
今回は2月に読んだ本のご紹介です。どうぞお付き合いください。
しあわせは食べて寝て待て1・2巻/水凪トリ著
漫画も時々読みます。電子書籍で読むことが多いです。
【STORY】
持病を持つ麦巻さとこ。築45年、家賃5万円の団地暮らし。週に4日のパート勤め。団地や職場の人との交流から少しずづ元気を取り戻していく。
ストーリーと絵がマッチしている。キラキラし過ぎず、素朴。ホッコリしていて好きです。人の優しさに癒される◎巻末にお繕いが出てきた!共感できることの多いお話です。
【備忘メモ】
40を超えて先が見えてきた人間には、できない自分を受け止める能力が必要な気がするわ
しあわせは食べて寝て待て1巻/水凪トリ著
ヘルシンキ生活の練習/朴沙羅著
淡々と描かれていてスラスラと読める。
ときどき出てくる著者の関西弁のツッコミにクスッ(笑)
【備忘メモ】
「正直さ」「忍耐力」「勇気」「感謝」「謙虚さ」「共感」「自己規律」などなどを「才能」ではなく「スキル」と取ることについて、なんとなく狐につままれたような気分だった。
ヘルシンキ生活の練習/朴沙羅著
私は、思いやりや根気や好奇心や感受性といったものは、性格や性質だと思ってきた。けれどもそれらは、どうも子どもたちの通う保育園では、練習すべき、あるいは練習することが可能な技術だと考えられている。
真夜中の栗/小川糸著
楽しみにしていました!
日記エッセイ。ちょっとした時間にサラリと読めます。
公式サイトでも一部読むことができますが、文庫本をめくって読みたい。ベルリンでの暮らしぶりを体感。
暮らしぶり、旅行など軽く読みやすい日もあれば、シリアスな情勢を綴っている日もあり。海外暮らしから見る日本。見え方は違うだろうな。
糸さんの新作小説、そろそろ読みたい!
公式サイト
インド・ベンガル地方で生まれた美しい刺し子の手仕事 カンタ刺繍 そのモチーフと技法/望月真理著
刺し子が好き。
雑貨店で目に留まった刺繍が何かやっとわかった。(店員さんに聞けば早いのに)
カンタ刺繍。フォグリネンワークスさんでカンタキルトのバッグが販売されていて、直感でこれいい!と思ったけれど、躊躇っている間にsold out(涙)その後Amazonで調べていたら、この本が出てきて…さらに後日書店で実物を見かけて、これは縁があると思い見返す本として購入。
圧巻!これ、刺し子?どうやって?凄すぎる。
ヨーロッパ刺繍をされていた望月さん。カンタに出会ったのは53歳。一目惚れして独学で技法を学んだそうです。2021年時点で95歳、現役。凄すぎる。
画像のポーチは数年前に旅先富山の雑貨店で見つけました。これもカンタ刺繍かな?と調べてみると、バングラディッシュのノクシカタ刺繍。辿るとカンタに繋がるようです。
私のこぎん刺しポーチも少しずづ進んでおります。
最後に
1月はシリアスな小説にどっぷり浸かっていたので、2月は優しい系統の本に偏った。今は小説が読みたい!
実は他にも手に取った本はあって、どうも読み進まない……ときどきあります。こういう場合、頑張って最後まで読まない。次に読みたい本はたくさんあるし、時間は限られているから。手持ちの本であるならば、積読にしないようにしています。
そんなこんなで、ご紹介する本は読んでよかった、面白かった、おすすめのいずれかのモノをご紹介しています。
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