6月になりました。
カレンダーを入れ替えて、
恒例の前月に読んだ本のご紹介。
窓を開けていると心地よい風が入る。
爽やかな季節は家にいても読書が進む。
5月に5冊読了‼︎
どうぞお付き合いください！
シンプリスト生活 /Tommy著
TommyさんのYouTubeが好きで、よく見ています。
活字でも読んでみたくて手にとりました。
シンプル・ミニマムなライフスタイルは好きなジャンル。
YouTubeも本も自然と目が向く。
考え方はだいたい似たような感じ。
デザイナーだけあって、
Tommyさんのシンプルで洗練されたセンスは流石‼︎
ユーモアがあるところ好きです◎
遠慮深いうたた寝/小川洋子著
小川洋子さんのエッセイ。
思い出話、読んだ本の感想、妄想、小説など…さまざま。
本棚にキープしておきたい本。
【備忘メモ】
小説を読んで、わけが分からない、とつぶやきながら表紙を閉じることは、よくある。分からない、と、つまらない、が同じ意味で使われたりもする。
小川洋子著/遠慮深いうたた寝
若い頃は、私もそうだった。自分が一番の基準だった。理解できない、と感じた時点で扉を閉ざし、自分とは無関係なものと決めつけていた。
しかし、三十年、小説を書いたり読んだりしているうち、分かるか分からないかにこだわるのは、実にもったいない、と思うようになった。自分が理解できる範囲などたかが知れている。その狭い枠にとらわれるのは、せっかくの自由を自ら放棄するのに等しいのではないか。ちっぽけな私の存在を超えた、広大な世界に足を踏み入れなければ、真実にはたどり着けないはずだ。そう感じる場面が多くなった。
分からなくて当然なのだ、と自らの未熟さを認めることが大切な気がする。分からないところからはじめれば、一気に視界は広がる。理屈で取り繕えない、人間の心の混沌に潜ってゆける。そもそも理屈から自由になるために、文学は生まれたのだ。
答えのない問い
お探し物は図書室まで/青山美智子著
図書室を通して悩みを解決へ導く5つの短編集。
読みやすく、読了後ほっこり。
ストーリーが交錯していているところを見つけるのも愉しい◎
ドラマ化しても面白いかも⁇
司書の小町さんの言葉が印象的。
【備忘メモ】小町さんの言葉
本もそうなの。作り手の狙いとは関係のないところで、そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです。
青山美智子著/お探し物は図書室まで
5章 正雄 65歳 定年退職
夜が明ける/西加奈子著
重いストーリーとわかりながら手にした本。
どうにもならないこと、
必死にもがいても上手くいかない、
救いを求めて読み進めては、暗い闇に呑まれる…
の繰り返し。
途中、報われない主人公たちが辛すぎて、
読むのをやめたくなったり。
エンディングが気になって読了‼︎
たまに、どうにもならないとか悲しい話も読みたくなる。
変わった趣向。
あなたの24時間はどこへ消えるのか/スワン著
やりたいことがなかなか消化できていないときに、
たまたまスワンさんのYouTubeを見て手した本。
スワンさんのようにストイックにはできないけれど、
自分にもチャレンジできそうなことはあった。
取り入れて、改善‼︎
【備忘メモ】
余白は、新しい可能性をたくさん呼び込みます。
スワン著/あなたの24時間はどこへ消えるのか/
一杯いっぱいの状態だと人は「こなす」ことしかできません。ですが、余白や余裕があれば「考える」「試す」といった挑戦の機会がグッと増えます。そしていざ時間ができてきた時にすぐ行動ができるよう、事前に子タスクまで洗い出しておけば急な数十分の空き時間でもきっと意義のある取り組みができるはずです。
第3章人生を進める1週間の使い方ー「整える」編 3タスクを1週間で管理する
まとめ
小川洋子さんの「遠慮深いうたた寝」素敵な本でした。
何気ない日常も、小川さんの想像力と言葉選びでドラマチックに。
また１編1編ゆっくり読み返したい本。
図書館本を読んだので、手元にないのが残念…
ダラダラ楽な方へ流れてしまう自分を何とかしたくて、
スワンさんの本を手にとって喝！を入れる。
備忘メモを読んで、またはっとさせられる。
悲しんだり、癒されたり、刺激を受けたり、喝を入れたり…
本にはいろいろな魅力がありますね。
素敵な本との出会いに感謝◎
今月も素敵な本と出会えますように！
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